無形文化財長板本染め正藍の浴衣 　反端付き　菊柄

SOLD OUT

・商品説明
無形文化財長板本染め正藍の浴衣 　反端付き　菊柄です。


とても素敵で上質な浴衣です。
数年に数枚、出会えるかどうかの上質なお品物。



長板本染（長板中形染め）は長さがおおよそ三間半(約６m５０cm)の一枚板に張った生地に、約４０cm角の中くらいの大きさの型紙を型付けし、藍甕で染めた浴衣です。


長板中形染めの特長は小紋染めのような繊細な柄と型紙、また型付けを表裏共に分違わずに防染糊で型付けをして、本藍（草木）で染めると言う、江戸時代中期末頃より大切にされてきた、伝統的な染色技法の一つです。
しかし、これはちょっと考えただけでも、とてつもない技術と集中力がいりますね。
この細かい柄の表裏をきっちり揃えて型付けするのですから…何十年かかっても出来そうにないです。
職人の心意気や魂を感じる素晴らしい技です。


近年では、かなりの時間と技術がいるために、数が少なく浴衣の幻の逸品となっています◎



更に今回はなんと綿絽の生地です。
平織りに比べて綿絽は型を合わせること、糊を置くことが、更に難しく至難の技。
日本の浴衣の贅が詰まっています。



江戸小紋を思わせる柄の細かさ。
菊の花弁一枚一枚まで、くっきりと綺麗に染められています。
高級な浴衣としても、夏のおめかし着として長襦袢と合わせてお着物としても◎
半幅帯でも名古屋帯でも、どちらでも映えます◎


深い正藍染めが日差しの中では更に美しい逸品。


大変珍しいタイプで、反物の端が居敷当てになっており
無形文化財長板本染　正藍　という文字があります。
（こちらは写真のために、縫い糸をほどきました。商品お渡し時には綺麗に縫い付けてから、お渡ししますので、ご安心くださいませ。）



反物からちゃんと仕立てられた一品で、全て手縫い 肩当てと居敷当(共布)つき
仕立てわれた和裁士さんも技術力が、とても高い方で一部の柄合わせを見ると、本来は段差がある部分なのに、まるで分からなくなっています。


広衿




上質で大人の雰囲気が、お好きな方におすすめです◎

長板中形染めの浴衣をお探しの方や憧れの方も、ぜひお見逃しなく。




￥３５.０００（税込み）
　


・状態 (シミや着用感)

目立つシミや着用感もなく、状態良好◎


・サイズ 身丈は背から計っています。
裄 約 ６７cm
丈 約１５１cm
袖丈 約４７cm
前幅 約２４.５cm　 後ろ幅 約２９.５cm
(お好みにもよりますが身長１４１cm前後～１６１cm前後の方におはしょりありでお召し頂けます。)




・素材
木綿



・ご購入の際に必ずお読みくださいませ。

こちらは 単品での販売です。
(コーディネートの参考にお着物と帯を組み合わせている物もありますが、単品での販売となります。参考コーディネートでお召し頂く場合はそれぞれご購入くださいませ。)


当店の商品はリサイクルもしくはアンティークとなるため、基本的に一点物です。
その為店舗でも同時に販売しているので、ご購入手続き及びカード決済をして頂いても店舗で売れてしまっている場合がございます。

大変申し訳ございませんが、その際はご注文をキャンセルとさせて頂きますので、ご迷惑をおかけしますが、ご了承よろしくお願いいたします。


発送は日本国内のみとなります。

お客様のご都合によるご注文のキャンセル・返品・交換はお受け出来ません。
(ご覧頂くモニターによりイメージの違い・色合いが異なる場合もございますが、その場合も返品・交換はお受け出来ません。)